審査員に文書の見直しを求められます。これってどういう意味ですか?
実は、文書の定期見直し(レビュー)はISO14001:1996版にはあったが、14001:2004版からはなくなったんじゃ。
だから、すべての文書を定期的に見直す必要もなければ、その記録をとることも現在の規格では求められておらん。
だからといって、ずっとおなじ手順書を使っていると「古すぎるのではないか?」「現場や世の中の変化に対応できているか?」と、手順書の有効性について指摘する審査員は多いんじゃ。
環境方針や目的目標は少なくとも1年ごとにマネジメントレビューで見直しているため問題はないが、そのほかの文書については、見直す機会を作ってもよい。
内部監査で見るのもひとつの手じゃな!